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寒い日が続きます。こんなに寒いのはいつぶりかと思います。

私は宍粟市出身なので、姫路市の冬は暖かいと感じます。家の中も寒かったですし、雪もものすごく降っていました。そんな寒くて田舎でもいいところはあり、キーンと冷たい空気は透き通っていて綺麗でした。空気が澄んでいるので、夜は考えられないくらい星が綺麗です。時折山の方から木に積もった雪がドサーッと落ちる音が聞こえてくるくらいでとにかく静かです。..と冬の景色を思い出すくらい今年は寒いです!

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<ここから先長いです、私の教室へご参加を検討されている方に向けての文章になります>

年が明けて、さあ!と思ている矢先、またもやコロナで大変です。そんな状況でもお菓子教室にご参加くださる生徒様には感謝いたします。こちらもできる限りの対策を取ってレッスンしていきますので、ぜひ楽しみにお越しくださいね。

そんなコロナ渦で、ご家庭で何か出来ないかとお菓子作りを始められる方もおられると思います。お菓子作りは簡単に手軽にできるものから手間暇かけた手の込んだお菓子まで幅広く存在します。私の勉強した「イルプルー」では、手の込んだ本格的なお菓子を多く教わりました。手が込むだけでなく、材料もこだわっていますので、初めてイルプルのレッスンを受けた時は気が遠くなったのを覚えています。でも、不思議な事にすごく面倒なんだけど、それが当たり前になってくると手間暇かけることが楽しくなってくるんです。材料やお菓子を作る手順をよく知っていると、ケーキ屋さんに行ってもまた違った角度からお菓子を見ることができます。

私のレッスンで作るお菓子の特徴は、しっかりした味と香りと食感です。しっかりした味というのは、甘いのはガツンと甘いです。甘さ控えめはしていません。「砂糖を減らしても作れるか」とご質問いただきますが、砂糖を減らして作る概念が私にないのでお答えできませんが、ご了承ください。体の不調からお砂糖がダメな方もいらっしゃると思いますので、そこはご自身でアレンジしてみてください。

香りですが、洋酒をバーンと使うことが多いです。洋酒は酔ってしまうので、帰りの運転に差し支えるほどのことはしませんが、フランス菓子にとって、洋酒はとても重要なポジションにいます。使う洋酒にもこだわっています。洋酒抜きでと言われる方もいらっしゃいますが、まずは正当なお菓子の味を知っていただきたいのです。洋酒の香りがお菓子にどんな影響を与えるのかを体験してください。私も最初は「お酒きついな」とか「入れない方が食べやすい」と思っていましたが、この洋酒が良い仕事をしていることにだんだん気づきました。お酒なので無理は言えませんが、洋酒を使うことが多いということを知っていただきたいと思います。ちなみに私自身はお酒に弱いです。でも、お酒を入れないととっておきの美味しさがでないと思います。

ここまで書いていると、すごく甘くて洋酒も効いていて体に負担が大きそう、とかカロリーが恐ろしいと思われたかもしれません。でも、フランス菓子は意外とヘルシーなものも多いと私は思っています。香りが良く、味がしっかりしていて食感もあるので満足感があります。ムースなども全て生クリームなわけではないので、あっさりすっきりしています。お菓子によっては恐ろしいカロリーのものもありますが、そこは量を調整して楽しんでください。

私は、美味しくお菓子を作るということを最優先にしています。私自身も糖質や動物性脂肪の取りすぎには注意しないといけない年齢になっていますが、どこを優先するかという事をしっかりしていないとお菓子自体ブレてしまいます。

新しくご参加をご検討いただく皆様に向けて長くなりましたが、今日は書かせていただきました。レッスンは、基本的に楽しく行っています。ぜひ、一度イルプルーの本格フランス菓子を体験しにいらしてくださいね。よろしくお願いいたします。